ED2000
ベルリン在住のイギリス人DJで、45年のキャリア、4,500以上のギグ、1,500以上のラジオ番組を持つ。90年代初頭からベルリン・ミッテの実験的アートシーンに関わり、ベルリンのアーティスト集団クンスト・ハウス・クーレのメンバーとなり、ベルリンの壁崩壊後の20年間はタチェレスのメンバーとしてレジデントDJを務めた。また、ドクメンタ(no10)やStaendige Vertretungのオーディオビジュアル・インスタレーション・チームの一員として参加。その後、DJネットラジオのパイオニアであるdj.sets.comのプログラム・ディレクターを務め、ベルリンのエレクトロニック・クラブ・カルチャーの歴史の中で最も長く続いているイベントのひとつ、Dangerous DrumsをTresorなどの伝説的なクラブで開催。2014年にはベルリンのバーニングマン会議の後夜祭「Chill out」をオーガナイズし、現在もDangerous Dreams StudioとDub Interventionという2つのプロジェクトで活躍する、まさにベルリンDJシーンのレジェンドである。 彼の30年以上途切れることのないラジオ活動は、ベルリンのカシミア・ラジオ(Dreamtime)で毎月、ザ・フェイス・レディオ・ブルックリン(Dub Interventions)で毎週土曜日の夜8時(日本時間翌日午前10時)から続いている。2022年から2シーズンにわたり、10~22歳の学生を対象にサブカルチャーDjワークショップを開催し、学生、同級生、学生の親、関連団体から絶賛されている。ワークショップの成功は、50年にわたるミュージシャン、DJとしての音楽経験に基づいた、彼の一風変わった指導方法によるものである。